三谷 裕樹

メッセージ
「世界のふんいきをさりげなく良くする」ことを大きな目標として建築やまちに日々向き合っています。様々な分野において建築、インテリア、リノベーションに携わることでそれぞれで得た知見を別分野にも応用、発展させています。そして移り変わるプログラムの短期的なあり方から建築を考えることと同時にどのような使われ方になっても使われ続ける建築の長期的な強度にも興味があります。
担当授業科目
建築・インテリア概論(オムニバス)
空間設計Ⅴ
建築・インテリア演習Iab・IIab
卒業プロジェクト
演習(ゼミ)について
①課題や卒業設計から建築新人戦、卒業設計展の参加やアイデアコンペに参加し、プレゼン力、提案力を高めます。
②実施のプロポーザル、コンペに参加し、設計力、チーム力を高めます。
③建築見学、建築や芸術の展覧会、芸術祭で実際に体験することで見る力や感じる力を高めます。
④建築専門誌を読み解き、建築家や作品の関連、素材やディテールなどを読み、整理する力を高めます。
ゼミ旅行・企画
愛知県で3年に一度開催される、国際芸術祭「あいち2022,2025」にて会場をつくるアーキテクトとして関わっています。ゼミ旅行では各地で行われる芸術祭へ足を運び、建築、芸術、まちの魅力などを体感し、自身の設計の活力となることを目的とします。
研究課題・活動・仕事など
2017 年から自身の建築設計事務所で設計活動を始めました。
ナノメートルアーキテクチャー | 愛知県名古屋市の建築設計事務所
東京で独立し 2018 年からは名古屋で活動しています。これまでに2000㎡を超える福祉の複合施設、名鉄神宮前駅の商業施設、住宅や店舗など。商業から福祉、公共までジャンルを問わず経験してきました。2025年に開催された大阪・関西万博では若手を対象としたプロポーザルで選定され、サテライトスタジオ (TV スタジオ ) の設計を担当しています。毎年 1 つはプロポーザルは取るという意気込みで独立以降チャレンジしており、継続的に公共建築にも関わっています。また国際芸術祭「あいち」では会場を整備するアーキテクトとして関わり、芸術作品の展示計画や会場となる古い建物の活用などにも取り組んでいます。
所属団体
日本建築学会、愛知建築士会
略歴
1985年 大阪府豊中市生まれ
2013年 三重大学大学院工学研究科建築学専攻 修了
2013年 三重大学施設部施設整備チーム
2014年 SUPPOSE DESIGN OFFICE
2017年 ナノメートルアーキテクチャー
2021年 国際芸術祭「あいち2022、2025」アーキテクト
2025年 愛知淑徳大学建築学部 准教授
大同大学、名城大学、椙山女学園大学、愛知工業大学にて非常勤講師を歴任
主な受賞
2017年 Under 35 Architects exhibition 2017 入選「志摩ドクタープロジェクト」
2021年 グッドデザイン賞・ベスト100受賞「志摩の家」
2022年 日本国際博覧会休憩所等設計業務プロポーザル優秀者選出「サテライトスタジオ東」
2024年 第5回日本建築設計学会賞「樹齢670年 大湫の大杉」
著書
2020.05 KJ2020年6月号ナノメートルアーキテクチャー特集号
主な掲載
2023.12 商店建築2023年12月号「Vardy omotesando」

2024.04 新建築住宅特集2024年5月号「地上の家」

2025.03 新建築2025年3月号「あつたnagAya」

2025.05 Casa BRUTUS 2025年6月号 万博と建築「サテライトスタジオ東」

2025.05 GA HOUSES 200「松阪の住宅」
