古田 智基

FURUTA Tomoki

メッセージ

日本は世界有数の地震国です。日本は、世界の面積の1%にもならない小さな国なのに、世界の10%以上の地震が発生しています。「耐震」をキーワードに、安全・安心なサステナブルな街づくりを、目で見て手を動かし、アクティブで体験的な尖った学びを通して目指してみませんか。

担当授業科目

建築構造力学II
建築構造設計法B
木質構造設計法
鉄骨構造設計法
目で見る構造力学演習(共同)
建築学概論(オムニバス)
建築・インテリア演習Iab・IIab
卒業プロジェクト

演習(ゼミ)について

目で見て手を動かし、基本的な力学知識を耐震の知識につなげていく。特に木質構造に特化した基礎知識から最新技術までを体験的に学び、実験・解析(シミュレーション)等を通して卒業研究に展開していく。

研究活動・課題

・ サステナブルな街づくりを目指した木造住宅制震構造標準化を可能にする制震デバイスの研究開発
・ 脱炭素社会を実現する木造ビルの普及促進に資する高耐震・制震化デバイスの研究開発
・ 多種の木造住宅向け制震装置の性能検証を通した耐震性能評価手法の研究開発
・ 硬質ウレタンフォームを吹き付けた合板耐力壁の耐震性能評価手法の研究開発
・ CLTを使った新しい木造住宅用構造システムの研究開発
・ 木造住宅を対象とした地震時の揺れ幅検出および損傷度評価システムの研究開発
・ 木質構造の耐震診断・耐震補強

略歴

researchmap https://researchmap.jp/furutatomoki

博士(工学) (東京大学)
ゼネコン、デバイスメーカーでの研究開発経験を経て、2012年4月~第一工科大学・教授、2018年4月~西日本工業大学・教授、2025年4月より現職。
専門は耐震工学で、木質構造向けの制震デバイスの研究、CLTを使った新しい木造住宅用構造システムの研究、硬質ウレタンフォームを吹き付けた合板耐力壁の耐震性能評価手法の研究になどに従事。